分銅の種類や検査の規格などを説明した用語集、分銅のご購入は株式会社コカジ技研へ 

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よくある質問一覧
基準分銅
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計量検定所によって、計量法に適合していることを証明された分銅のこと。所有できるのは指定製造事業者などの計量関係事業者に限られる。
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実用基準分銅
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基準分銅を所有している事業者が認定されたマニュアルに基づいて自主検査した分銅のこと。指定製造事業者などが、特定計量器の検定や検査を行うための作業用分銅として使用される。
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JCSS分銅
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計量法校正事業者登録制度により登録された事業者によって校正された分銅のこと。基準分銅とは違って、一般ユーザーでも所有することができる。
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組分銅
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通常、一つの格納箱(容器)に納められている一連の分銅の組である。一連の分銅は、すべて同一の精度等級である。
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OIML
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International Organization of Legal Metrologyの頭文字を取った略称、日本語で「国際法定計量機関」のこと。計量器の技術基準及び適合性評価の測定法手順の国際的な調和 を促進するため、1955年に24ヶ国の参加を得てフランスに設立された。日本は1961年に加盟。日本のJIS規格は、このOIMLで発行された文書 (英文)を和訳したものである。
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JCSS
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Japan Calibration Service Systemの頭文字を取った略称、「計量法校正事業者登録制度」と「計量標準供給制度」からなるシステム。

  1. 計量法第8章の規定により、計量のトレーサビリティ確保のため設立された制度。
  2. 計量器を校正する事業者の技術能力・トレーサビリティが、登録機関の国際規格 ISO/IEC 17025の基準を満たしていることを、(独)製品評価技術基盤機構 認定センター(通称:NITE 認定センター)が審査・認定を行っている。
  3. 基準器との違い
    計量検定所で行われる基準器検査で発行される証明書には合格判定はあるが、器差が公差内であれば、表記は「0」とされる。また「不確かさ」も付与されない。
    対してJCSSの証明書は、合格判定はないが、「協定質量」と「不確かさ」が付与される。この2つの値がトレーサビリティを確保するための重要な役割をしている。
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協定質量
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OIML D28(空気中の計量結果の協定値)に従って定められた空気中での質量測定の結果についての取り決めによる値、すなわち、20℃の温度で1.2 kg/m3の密度の空気中において被校正分銅と釣合う密度が8000kg/m3の参照分銅の質量。
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不確かさ
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イメージ的には「誤差」と同じようなものと考えて結構です。誤差は真の値と測定値の差を意味します。ところが、実際問題どんなに厳密に測定し、できる限り の補正を加えたところで、真の値を知ることはできません。そうなると誤差そのものも推定値に過ぎないということになります。

そこで測定値に補正を加えた上で、その値がどれほどの信頼性を持つのか、客観(確率統計)的に分かるよう表記したのが「不確かさ」という表現です。この表 現方法は国際的に統一された取り決めに基づいているため、誰でも同じ尺度で利用できるという特長があります。なお、不確かさは、種々の誤差要因についてそ れぞれ不確かさがいくらであるかを算出し、それらを合算し、更に計数を掛けて求めたものです。
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